公開セミナー

第22回 NDC公開セミナー報告


去る、1013日土曜日、東京医療保健大学五反田キャンパスにて第22NDC公開セミナーが開催されました。


 今回は、『丁寧なアセスメントを現場のケアプランにつなげよう!』をテーマにNANDA-I (2018-2020)/NIC/NOCの基本を講義形式で学ぶAコース、ASOの紙面事例にNANDA-I (2018-2020)を用いてアセスメントを議論するグループワークのBコース、同じくASOの紙面事例にNANDA-I (2018-2020)/NIC/NOCを使って看護計画を立案するCコース、NANDA-I (2018-2020)/NIC/NOCを使って記録を監査するDコースの4コースを開催しました。たくさんの受講者の方々にご参加いただきました。

 Aコースでは、約100名の受講者の皆様にお越しいただきました。皆様、熱心にメモをとりマーカーを走らせておられました。NANDA-Iの説明だけでなくNICNOCの説明にも相槌をうたれており、受講生の皆さんの理解が深まったものと感じております。質疑応答では、黒田裕子代表のほか、NTT東日本関東病院、愛知医科大学病院のスタッフも加わり、皆様のご質問に対応させていただきました。皆様の、日頃の疑問解決にお役に立てたのではないかと思っております。
 


 Bコースでは、約20名の受講者のご参加がありました。冒頭、Cコースの皆様と合同の黒田代表による慢性疾患に関する講義がございました。書籍の紹介もあり、受講者の皆様の中範囲理論の理解にお役に立てたのではないかと思います。その後、当会が推奨するNANDA-I看護診断の13領域枠組みを用いて、各領域と類のアセスメントを討議いただき、看護診断の導出を行っていただきました。各グループ、白熱した討議がなされました。



 Cコースでは、約20名の受講者の方々にご参加いただきました。冒頭、Bコースの皆様と合同の黒田代表による慢性疾患に関する講義がございました。ストラウス著の2冊の書籍の紹介もあり、皆様の中範囲理論の学習へのお手伝いができたのではないかと思います。その後、小グループに分かれてのグループワークとなりました。皆様、開始から最後まで熱心に事例展開に取り組んでいらっしゃいました。



 Dコースでは、10名強のご参加をいただきました。昨年に引き続き、1日コースとして開催いたしました。看護診断まで適用された紙面事例を用いて、看護記録の監査の講義とディスカッションがなされました。


 

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