公開セミナー

第21回 NDC公開セミナー報告


去る、10月14日土曜日、東京医療保健大学五反田キャンパスにて第21回NDC公開セミナーが開催されました。
 今回は、NANDA-I看護診断(2015-2017)・看護介入分類(NIC)・看護成果分類(NOC)の基礎を講義形式で学ぶAコース、終末期の紙面事例にNANDA-I看護診断・NIC・NOCを用いて看護計画を立案するグループワークのBコース、NANDA-I(2015-2017)・NIC・NOCを使って記録を監査するCコースの3コースを開催しました。あいにくの雨にもかかわらず、Aコース91名、Bコース26名、Cコース42名の受講者の方々にご参加いただきました。

 Aコースでは、90名強の受講者にお越しいただきました。皆様熱心にメモをとりマーカーを走らせておられ、その姿にスタッフも圧倒されておりました。質疑応答では、黒田裕子代表のほか、永寿総合病院、東邦大学医療センター大森病院のスタッフも加わり、皆様のご質問に回答致しました。皆様の、日頃の疑問解決にお役に立てたのではないかと思っております。
 
  
 
 Bコースでは、26名の受講者にお越しいただきました。冒頭では、黒田代表からの自己概念、生活原理に関する講義もあり、アセスメントが難しいこれらの領域についてアセスメントの視点が明確になったのではないかと思います。その後、5つの小グループに分かれてのグループワークとなりました。皆様、開始から最後まで熱心に事例展開に取り組んでいらっしゃいました。

 

 Cコースでは、42名の受講者の皆様にお越しいただきました。今回は、監査コースとしては初めての試みである、1日コースとして開催いたしました。看護診断まで適用された紙面事例を用いて、NIC-NOCの適用方法の講義と演習を組み込みました。本題のNNN監査に関する講義と演習をした後には、臨床現場での問題や課題についての共有と解決を小グループで検討しました。多くの皆様が、臨床現場での実践目標を語っていらっしゃいました。

 

 

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