第1８回 NDC公開セミナー報告
さる10月18日、気持ちの良い秋空の下、第18回NDC公開セミナーを北里大学白金キャンパス（東京都港区）で開催しました。今回は過去最多の4つのコースを設け、セミナーを開催しました。
Aコースでは、「NANDA-I・NIC・NOCの基本的理解」と題して、黒田裕子NDC代表が講演を行いました。NANDA-I・NIC・NOC(以下、NNNと略します)の基礎に関する講義、そして、拡張型心筋症の患者様にNNNを適用したときのアセスメント、全体像、看護診断、目標設定、
介入計画立案について解説がなされました。講義後、黒田代表、2名のNDCスタッフが質疑応答を行いました。積極的に質問をされる受講者の方々もおられ、日頃の疑問点の解決の場になったのではないかと思われました。
Bコースでは、Aコースでも使用しました拡張型心筋症の事例を用いてNANDA-I 看護診断の選定までのグループワークを行いました。Cコースでは、同じく拡張型心筋症の患者様に対して、看護診断から成果目標そして看護計画を、NNNを用いて導きだすグループワークを行いました。受講者の方々は積極的に事前準備をしておられ、活気にあふれるディスカッションが行われました。
そして、本年もDコースとして記録監査のコースを設けました。講義のほか、メンバーによるロールプレイを通し、記録監査の理解を深めていただきました。
ご参加いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。
