公開セミナー

第17回 NDC公開セミナー報告


さる1012日、第17NDC公開セミナーを日本赤十字看護大学(東京都品川区)で開催しました。今回も昨年と同様3つのコースを設け開催しました。
 Aコースでは、87名の皆様にご参加いただきました。NANDA-T・NOCNICの基礎」と題して、黒田裕子NDC代表が講演を行いました。NANDA-INICNOC(以下、NNNと略します)の基礎に関する講義、そして、耳下腺腫瘍の患者様にNNNを適用したときのアセスメント、全体像、看護診断、目標設定、介入計画立案について解説がなされました。講義後、黒田代表、NDCスタッフに質問をされる受講者の方々もおられ、日頃の疑問点の解決の場になったのではないかと思われました。




Bコースでは、51名の皆様にご参加いただきました。10グループに分かれていただき、各グループ1名〜2名、計16名のNDCスタッフがファシリテータ役を務めました。
 Aコースでも使用しました耳下腺腫瘍の患者様に対して、看護診断から成果目標そして看護計画を、NNNを用いて導きだすグループワークが行われました。受講者の方々は積極的に事前準備をしておられ、活気にあふれるディスカッションが行われました。受講者の方々のレベルの高さに感心しきりでした。




 Cコースでは、「NNNの看護記録監査」と題して、ワークショップを行いました。17回を数えるNDCのセミナーでも初めての企画であり、直前まで念入りに打合せを行うなど担当する4名のスタッフも気が気ではありませんでした。ご参加いただきました39名の受講者の方々の積極的な学習姿勢に助けられ、無事、ワークショップを終えることができました。
 ご参加いただきました方々に心より御礼申し上げます。



ページの上に戻る